デイサービスとは?柔道整復師が活躍できる現場として注目!

近年の高齢化社会に伴い、デイサービスや介護施設の需要は高まりを見せています。その中でもデイサービスは、小規模の小さなスペースで営業ができるため増加傾向にあります。

そんなデイサービスとは、どんな仕事なのかご存知でしょうか?

柔道整復師の就職先としても注目されている介護福祉施設の需要が高まってきています。
この記事では、今後デイサービスの内容や役割について解説しています。

デイサービスとは?

利用者に施設まで通ってもらい、介護サービスを提供するのがデイサービスです。

自宅で暮らす介護を必要とする人に向けたサービスであり、主に日中の時間を過ごしてもらいます。多くの施設では、送迎を行っているところも多くあります。デイサービスでは、食事や入浴、レクリエーションなどを行い1日を過ごします。

デイサービスを利用する場合、行わなければいけない4つの流れと利用者の条件があります。

利用の流れ

  • ①要介護認定の申請
    市区町村の役所にある介護保険課で受付しています。
    申請には「介護保険要介護認定・要支援認定申請書」「介護保険被保険者証または医療保険被保険者証」「主治医意見書」の3点が必要なため、予め準備しておきましょう。
  • ②訪問調査
    申請が終われば、調査員が自宅に訪れます。調査員の役割として、介護を必要とする人の心身の状態を調査ことが目的です。
    また、市区町村は介護を必要としている人の機能を評価するためにかかりつけ医もしくは指定された医師に意見書の作成を依頼します。調査結果をもとに、コンピューターによる一次判定が行われます。判定は二次まであります。
  • ③ケアプランの作成
    要介護認定が済めば、介護サービスを受けるためのケアプランを作成します。「要支援1〜2」では地域包括支援センター、「要介護1~5」では指定居宅介護支援事業者のケアマネジャーに依頼されます。
    ※ケアプラン:介護を必要としている人の状況や希望に応じて、介護サービスの利用度を決める計画書のこと。
  • ④介護事業所の選択
    ケアプランの作成が済めば、利用する介護事業者を選びます。ケアマネジャーが介護事業所へ依頼を行えば、介護サービスを利用することができます。

利用者の条件

デイサービスは誰でも利用できる施設ではありません。
以下2つの条件をどちらか満たしている必要があります。

①65歳以上で要支援1~2・要介護1~5の要介護認定を持っている方

要支援1~2」「要介護1~5」の7段階に区分され、心身の状態に応じて変わります。
区分の内容は以下の通りになります。

段階 内容
要支援1 食事・入浴・衣服の着脱・排泄・移動など基本的なに日常生活の動作はできるが、介護予防のため何らかの支援を必要とする状態
要支援2 身だしなみや身の回りの動作能力が低下しているため何らかの支援が必要ですが、状態の維持や改善の可能性がある状態
要介護1 立ち上がりや歩行が不安定で、日常生活の基本動作や身の回りの動作に部分的な介助を必要とする状態。
要介護2 立ち上がりや歩行、日常生活の基本動作、身の回りの動作に対して部分的に軽度の介助を必要とする状態。
要介護3 立ち上がりや歩行、日常生活の基本動作、身の回りの動作に対して全面的に中等度の介助を必要とする状態。
要介護4 立ち上がりや歩行、日常生活の基本動作、身の回りの動作に対して全面的に高等度の介助を必要とする状態。
要介護5 日常生活全般において動作能力の低下が著しく、介護なしでは日常生活を過ごすことが不可能な最重度の介護を必要とする状態。

②40歳~65歳以下の特定疾患の方

16ある特定疾患が原因で、日常生活の自立が困難かつ、要介護要支援状態が6ヶ月以上に渡り続くことが条件です。

以下の特定疾患が条件になります。

  • がん(がん末期)
  • 関節リウマチ
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 後縦靱帯骨化症
  • 骨折を伴う骨粗鬆症
  • 初老期における認知症
  • 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病(パーキンソン病関連疾患)
  • 脊髄小脳変性症
  • 脊柱管狭窄症(腰部脊柱管狭窄症・頚部脊柱管狭窄症)
  • 早老症(ウェルナー症候群等)
  • 多系統萎縮症
  • 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
  • 脳血管疾患
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎、気管支喘息、びまん性汎細気管支炎)
  • 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

デイサービスが担う役割

デイサービスには、大きく分けて2つの役割があります。
2つの役割とは、以下の通りになります。

2つの役割

  • 1.心身機能維持のための機能特訓
  • 2.ご家族の負担軽減のために、身の回りの介護など日常生活のお世話をする

デイサービスでは、2つのサービスを同時に提供してくれます。

デイサービスという職業

デイサービスに勤務するためには、資格を取得していなければいけません。
どういった人材が勤務するのか以下で紹介します。

必要とされる人材

デイサービスを営業していくうえで、満たさなければいけない人員基準があります。最低限必要とされる人員について紹介します。

  • 管理者
  • 生活相談員
  • 機能訓練指導員
  • 看護職員
  • 介護職員

上記の中でも機能訓練指導員は、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師いずれかの資格を取得していなければなれません。

柔道整復師が働ける職業として注目されています。

デイサービスの働き方

デイサービスは、基本的に夜勤がなく日中だけの勤務であったり、日曜休みの場所も多く通常の会社員と変わらない勤務体系といえます。仕事とプライベートの両立もできるため、働きやすい職場ではないでしょうか。

ただし、最近では宿泊サービスを取り入れている場所もあるため、就職先を決める際はしっかりと調べる必要があります。

介護職のやりがい

高齢化社会に伴い、1日中誰とも会話をせず自宅で過ごす状況が問題視されています。そんな中で、デイサービスに通所することで利用者の回復状態が目に見えてわかることは、介護職に勤める者にとってやりがいといえるのではないでしょうか。

ご家族がいる中で通所している場合、話のきっかけや負担軽減にもなり感謝されることが多い職業です。

まとめ

いかがでしたか。デイサービスは、高齢者の増加に伴い今後より必要とされる施設です。
利用者の条件はあるものの、満たしていればご家族の負担軽減に繋がるでしょう。また、柔道整復師は機能訓練指導員として勤務できるため需要が高まっています。

柔道整復師を目指している人は、機能訓練指導員としての道も考えてみてはいかがでしょうか。

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