セラピストの種類はさまざま!職業や資格取得の方法について解説

セラピストといえば、エッセンシャルオイルの香りで癒しを提供するアロマセラピストや、足つぼを刺激して体の不調を整えるリフレクソロジストといった職業をイメージすつ方も多いのではないでしょうか。しかし、セラピストにはさまざまな種類があり多種多様に活躍ができる職業でもあります。
今回の記事では、セラピストの種類や資格について解説していきます。
セラピストにはどんな資格がある?
セラピストとは、さまざまな治療や療法を駆使し、人に癒しを与える職業です。
セラピストと一括りに呼んでいますが、実は資格は多様にあり活躍できる分野も非常に多いという特徴があります。
この見出しでは、セラピストとして代表的な資格について解説していきます。
そもそもセラピストとは?
セラピスト(therapist)とは、日本語に訳すと「治療」や「療法」という意味を持ちます。そのため、セラピストとはさまざまな療法によって心と身体を癒す仕事をしている人に当てはまります。
セラピスト以外にも、療法士や治療師とも呼ばれています。
セラピストは国家資格と民間資格の2つ!
セラピストという仕事は、技術を必要とする職業もあります。
しかし、すべての職業に資格の取得が絶対必要なわけではありません。業務内容に異なりますが、国家資格が必要な場合と民間資格が必要な場合の2つに分けられます。
国家資格と民間資格で変わる職業について解説していきます。
国家資格を必要とする職業
国家資格とは、国の法律により規定されている資格になり、知識や技術が一定の水準以上であることを国が認定するものになります。
セラピストの中でも国家資格を必要とする職業は以下の通りです。
- 作業療法士(OT)
- 理学療法士(PT)
- 言語聴覚士(ST)
- 視能訓練士(ORT)
- あん摩マッサージ指圧師
- はり師
- きゅう師
- 柔道整復師
上記のような職業を目指す場合、必ず国家資格の取得が必要となります。
また、国家資格を必要とする職業であれば保険治療を行うことができるのも、民間資格との違いでしょう。
民間資格を必要とする職業
民間資格とは、民間団体や企業などが独自の基準を設けて認定している資格になります。
一般的なイメージなアロマを使用したセラピーなどは民間資格になります。
民間資格の取得で働くことができる職業は以下の通りです。
- 日本アロマ環境協会(AEAJ)
- 日本アロマコーディネーター(JAA)
- 国際アロマセラピスト連盟(IFA)
- 国際プロフェッショナルアロマセラピスト(IFPA)
- 心理セラピスト
- リフレクソロジスト
- 整体師
セラピストとしての資格を取得する方法
上記で国家資格と民間資格があるとお伝えしましたが、それぞれどのように取得するのかご存知でしょうか?
2つの資格取得方法について解説していきます。
国家資格の取得方法
国家資格を取得する場合は、必ず大学や短大、専門学校へ通い3年以上の教育課程を修了した上で、国家試験に合格しなければいけません。
民間資格の取得方法
民間資格を取得する場合は、民間団体や協会、サロン直営のスクールに通い、専門的な知識や技術を学ぶことで資格を取得することができます。
スクールに通う人もいれば、通信講座でご自身のペースで学んでいる人もいらっしゃいます。
また、通信講座はスクールに比べて費用が抑えられ、働きながらでも勉強できるというメリットがあります。デメリットとして、実技の練習がしづらい点が挙げられます。
そのため資格を取得する方法として通信講座を選択した場合、通信講座で知識を深めながら、未経験を受け入れているサロンに勤務して技術面を磨いていくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
セラピストと一括りにいっても、さまざまな種類がある職業になります。ご自身が目指すセラピストは国家資格が必要なのか、それとも民間資格なのかを確認し、目指す職業に合わせて資格取得を目指しましょう。
心と体を癒すために、施術を行います。
利用者から信頼を得るためにも、資格の取得は欠かすことができないでしょう。また、複数の資格を取得しているセラピストもいるため将来のことを見据えて資格取得を考えましょう。