鍼灸師になるためには?仕事内容や資格取得に掛かる費用まで解説!

鍼灸師は、自然治癒力を高め回復を図るため、老若男女問わず受けていただける療法です。
近年では妊婦の方やスポーツ選手も鍼灸の施術を受ける方が増えています。

この記事では、鍼灸師の仕事内容や活躍の場、鍼灸師を目指すために掛かる費用まで解説しています。

鍼灸師とは?

鍼灸師とは、「はり師」と「きゅう師」という2つの国家資格を取得した施術者のことをいいます。
ここでは、鍼灸師の仕事について解説しています。

どんな仕事なの?

はりときゅうを使用した東洋医学にもとづく療法になります。
経穴と呼ばれる全身のツボに刺激を与え、病気の改善や予防を行い、回復を図る療法です。
副作用が少なく、赤ちゃんから高齢者まで、老若男女問わず受けられるため、妊婦の方やスポーツ選手も利用しています。

●鍼療法

ステンレス製の鍼をツボに刺し、痛みや筋肉のこり、血液循環の促進を図る療法になります。
鍼の種類も様々で、直径0.14mm~0.34mm、長さ1.5cm~6cmなど様々です。

●灸療法

もぐさと呼ばれる綿状のものを、着火させて経穴に熱刺激を与える療法になります。
方法として2つあり、もぐさを直接皮膚に乗せる直接灸ともぐさと皮膚の間を空けて行う間接灸があります。

※もぐさ:ヨモギの葉の裏にある繊毛から作られた綿状もの。

鍼灸師の仕事現場

鍼灸師が活躍している現場として、以下の内容が挙げられます。

  • 美容鍼灸サロン・エステサロン
  • フィットネスジム・スポーツ施設
  • 鍼灸院
  • 鍼灸整骨院・鍼灸接骨院
  • 介護福祉施設

上記のように鍼灸師が活躍する現場は、年々増えてきています。
また、リハビリステーション産婦人科独立開業している人もいます。

鍼灸師の資格を取得するために必要なこと

仕事内容について説明しましたが、実際に鍼灸師を目指すためにはどうすればいいのでしょうか?

鍼灸師という資格はありません。では、どういった人を鍼灸師と呼ぶのでしょう。
ここでは、鍼灸師を目指すために必要な資格や資格を取得するために掛かる費用について解説しています。

鍼灸師には、2つの資格が必要!

はり師」と「きゅう師」の2つの資格を取得している施術者のことを、鍼灸師と呼びます。
鍼灸師を目指すなら、必ず2つの国家資格を取得する必要があります。

資格の取得条件とは?

はり師ときゅう師の国家資格を取得するための2つの条件があります。

  • 鍼灸専門学校、鍼灸大学、鍼灸短期大学などの養成学校で、3年以上修業し、一定の課程を修了した上で、卒業試験に合格する。
  • 上記の条件を満たした上で、国家試験に合格する。

国家資格の合格率

平成31年度(第27回)に行われた、はり師・きゅう師の国家試験では、1問1点と配点し、150問中90点以上のを合格としています。
はり師・きゅう師の合格率は以下のとおりです。

  • はり師 :76.4%(受験者 4,861名中、合格者3,712名)
  • きゅう師:78.5%(受験者 4,655名中、合格者3,656名)

資格取得に掛かる3つの費用

鍼灸師を目指すために、養成学校に通う必要があります。
資格を取得するまでの費用として、授業料資格の受験料資格の登録申請料とおおまかに3つあります。
ここでは、必ず掛かる3つの費用について解説しています。

●授業料

技術を身につけ、国家試験を受験するために、養成学校に通わなければなりません。
夜間や3年制、4年制など学校は様々ですが、夜間や3年制で400万~500万、4年制になると500万~600万ほど掛かるとされています。

●国家資格の受験料

国家資格を受験する際も、受験手数料として1回の試験につき、11,600円が掛かります。鍼灸師になるには、はり師ときゅう師の2つの資格が必要となるため、合計23,200円が必要です。

●免許登録

国家資格に合格した場合、合格したことを名簿に登録するため免許登録を申請しなくてはいけません。
申請し名簿に登録されることで、資格免許証が交付されます。
1免許につき新規登録申請手数料として5,200円、登録免許税として9,000円が掛かり、14,200円が必要となります。
また、はり師ときゅう師の2つの資格分必要となり、合計28,400円が必要です。

上記の書類は、郵送で送付するため返信用郵送料金として、別途205円分の切手も必要です。

資格取得に掛かる3つの費用について解説しましたが、その他にも雑費なども掛かることが考えられます。
上記の内容はあくまで、最低限掛かる費用となります。

まとめ

いかがでしたか。鍼灸師とは、はり師ときゅう師の2つの資格を取得している施術者のことを指します。
鍼灸師を目指すためには、まず3年以上養成学校で修業する必要があり、その上で2つの国家試験に合格しなくてはいけません。
資格取得後の活躍の場は様々です。ご自身が進みたい道を考えながら、技術を身につけましょう。

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