鍼灸師とはどんな職業?|仕事内容や鍼灸師になるための方法を解説!

鍼灸師という職業は、鍼と灸を用いて体の不調や病気の改善を目指した治療を行う施術者のことです。赤ちゃんから高齢者はもちろん、妊婦さんまで治療を受けることができる、副作用の少ない治療です。

今回の記事では、そんな鍼灸師という職業について解説しています。

鍼灸師とはどんな職業?

鍼灸師とは、「はり師」「きゅう師」と呼ばれる2つの国家資格を持った治療を行う職業になります。資格自体は2つに分かれていますが、2つの資格を取得していることを合わせて「鍼灸師」と呼んでいます。

そのため、鍼灸師という資格はありません。

この見出しでは、そんな鍼灸師の職業について解説しています。

鍼灸師という職業

鍼灸師は、鍼と灸を用いて治療を行います。
医療機器などを使う西洋医学の治療とは異なり、鍼灸師が行っているのは東洋医学に基づいた治療法です。特徴として、副作用が少なく赤ちゃんから高齢者、妊婦さんやスポーツ選手まで受けることができます。

鍼灸師の治療方法

鍼灸師としての治療方法は、鍼療法灸療法脈診望診の4種類あります。それぞれ、どんな治療内容か解説しています。

鍼療法

ステンレス製の鍼をツボに刺し、刺激を与えることで不調や筋肉のこり、血行の促進を図ります。鍼の太さは髪の毛と同じくらいといわれ、直径0.14mm~0.34mm、長さ1.5cm~6cmほどです。

灸療法

もぐさと呼ばれるヨモギの葉の裏にある繊毛から作られた綿状のものを使って、ツボに熱刺激を与えます。
療法として「直接灸」と「間接灸」の2種類に分けられます。

  • 直接灸:もぐさを直接皮膚にのせて点火させる方法
  • 間接灸:もぐさと皮膚の間に緩衝材をいれ点火させる方法

脈診

医師が手首の脈を測るのは脈拍を調べるためですが、鍼灸で行う脈診は身体のエネルギーの流れやバランスを診るために行います。

望診

望診とは視診とも呼ばれ、表情や皮膚の状態、血色、舌の状態をみて、状態を判断する方法です。病状なども判断することができ、動作や体つきなども併せてみることで、詳しい状態がわかるとされています。

鍼灸師の役割とは?

東洋医学に基づく治療法で、多種多様な症状を改善させるための役割を担っています。

体のツボに刺激を与えることで、人間が本来持っている自然治癒力を高め、病気の改善や予防、健康回復を目的とした治療法です。また鍼灸治療は、肩こりや神経痛を和らげたり、自律神経やホルモンバランスの調整などの効果も期待できます。

鍼灸師を目指すには?

鍼灸師を目指すためには、「はり師」と「きゅう師」2つの国家資格が必要です。
国家試験を受験するためにも、一定の条件が求められることになります。

この見出しでは、鍼灸師を目指すための条件について解説しています。

国家試験の受験資格を得よう

鍼灸師の職業に就くために欠かせない国家試験ですが、まず受験資格を得なければいけません。受験資格は、鍼灸系専門学校か鍼灸学科のある4年制大学、または3年制短大で3年以上養成課程を修了している必要があります。

まずは高校卒業後に養成施設で、知識や技術を身につけましょう。

条件を満たした上で、毎年2月下旬に実施される国家試験合格すると鍼灸師となります。

鍼灸師としての就職先

鍼灸師の就職先を探す場合、鍼灸院鍼灸整骨院を思い浮かべるかと思います。
しかし、最近では美容面など様々な場所で鍼灸師の需要が高まってきています。今後の活躍が期待される、鍼灸師の就職先を紹介します。

  • 病院
  • 鍼灸院・鍼灸整骨院
  • 介護福祉施設
  • 美容鍼灸サロン・エステ
  • スポーツ施設

まとめ

いかがでしたか。
鍼灸師は、手術や投薬などを行う現代医学とは異なり、人間がもともと持っている自然治癒力を最大限に活かすことができる治療法です。副作用の心配も少なく、赤ちゃんから高齢者の方まで治療を行えるため、多くの人の健康をサポートしたいと考えている人にとってやりがいのある職業ではないでしょうか。

最近では、鍼灸院や鍼灸整骨院という就職先だけでなく、美容面でも注目を浴びているため今後鍼灸師の需要は高まってきそうです。

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