整体師を目指す方法とは?資格や費用、適正など解説

整体師とは、手技を駆使して骨格の歪みや筋肉を調整する施術者のことです。

今回の記事では、整体師になるために必要な資格はあるのか、どうやって整体師になるのか、整体師に向いている人のタイプについて詳しく解説していきます。

整体師を目指している方や整体師の仕事に興味がある方は、ぜひご一読ください。

整体師になるには資格が必要?

整骨院の施術者である柔道整復師や、「マッサージ」を屋号に掲げて施術を行えるあん摩マッサージ指圧師と違い、整体師になるために必須とされる公的な資格はありません。

資格を持っていなくても、いつでも整体師として名乗ることは可能であるものの、整体師として仕事をするには、整体に関する知識や技術を十分に身に着けておく必要があります。
知識や技術を身に着けていれば就職に有利になるだけでなく、利用者に対して安全な施術を提供することができるからです。
したがって、整体に関連する民間資格を取得しておくことをおすすめします。

整体師に関連する資格の種類

それでは、整体師に関連する資格はどのようなものがあるのでしょうか。
国家資格民間資格の2種類に分けてご紹介していきます。

国家資格

整体師に関連する国家資格は以下の通りです。

  • 柔道整復師:整骨院や接骨院で、骨折・脱臼・打撲・捻挫などの怪我に対して柔道整復術を駆使した施術を行う国家資格者です。施術には保険が適用されることもあります。
  • あん摩マッサージ指圧師:なでる・押す・揉む・叩くといった手技を駆使して、体の不調の改善を目指す施術を行う国家資格者です。

民間資格と比べて取得することは難しいですが、医療分野の国家資格であるため信頼性があり、専門的な知識や高い技術を習得することができますので、就職時には有利となります。

▶︎参考:柔道整復師の仕事内容
▶︎参考:あん摩マッサージ指圧師の仕事内容

民間資格

整体師に関連する代表的な民間資格は以下の通りです。

  • 整体師:様々な手技・療法を駆使して骨格や筋肉を整える施術を行い、肩こりや腰痛などの不調の改善を図ります。
  • スポーツ整体師:スポーツによる体の痛みや不調の改善を目指す、スポーツに特化した整体師です。
  • リラクゼーションセラピスト:ボディケアや足つぼ、オイルなどを用いた「癒し」の施術を行います。
  • カイロプラクティック:骨格のゆがみや背骨の異常を手技により調整する施術を行います。人間が本来持っている自然治癒力を高めることを目的としています。
    など

整体師に関連する民間資格は、一般的な整体の技術を証明するために「整体師」という名称を含むものから、スポーツやリラクゼーションなど専門的な技術に特化したものまで様々なものがあります。
自分はどのような分野で活躍する整体師になりたいのか、どのような技術を身に着けたいのかなど、将来のビジョンを明確に描いた上で資格取得を目指しましょう。

整体師を目指す方法とは?

整体師を目指すには、上記で紹介した国家資格や民間資格を取得します。

国家資格を取得する場合は、専門学校や大学で3年~4年間学び、国家試験に合格する必要があります。
一方で、民間資格を取得する場合は、様々な団体・協会が認定した養成スクールに通学して知識や技術を身に着け、団体・協会が発行した民間取得を取得してから整体師として就職するという流れが一般的です。
他にも、通信講座を受講して学ぶ人もいます。

養成スクールへ通学することと、通信講座で学ぶことにはそれぞれどのような特徴や違いがあるのでしょうか。以下より詳しく解説していきます。

養成スクールの場合

養成スクールでは、講師による技術の指導を直接受けることができます。また、就職のサポートをしてくれたり、独立開業に向けた経営ノウハウを学んだりすることができるスクールもあります。

入学する養成スクールを選ぶ際は、どのような分野の指導がされているのか、講師は高い技術力をもっているか、通学しやすい費用・開講時間であるかを確認することが大切です。
資料請求や学校見学を通して、自分に合ったスクールを見つけましょう。
将来的に独立開業をしたいと考えている人は、経営ノウハウも指導してもらえるスクールに通うことをおすすめします。

費用・学習期間について

養成スクールの費用や学習期間については、スクールにより異なります。
費用は安いところで15,000円、高いところでは200万円以上かかる場合もあります。
学習期間については、半年から2年ほどです。

通信講座の場合

通信講座は、養成スクールへの通学と比べて費用が安く、好きな時間に自宅で学ぶことができます。
ただし、実技指導については映像資料での説明がほとんどであるため、整体師として就職を目指している人にとっては物足りない部分があります。
どうしても通信講座で学びたい場合は、通信講座を受講すると同時に整体院やサロンで働きながら技術を学ぶことをおすすめします。

費用・受講期間について

費用は20万円~30万円程度かかります。
学習期間はどの通信講座を選ぶかで異なりますが、短いもので2週間、長くても半年ほどといわれています。

仕事をしながらでも整体師を目指せる?

前述の通り、整体師を目指す方法としては養成スクールへの通学が一般的です。
しかし、仕事をしている社会人にとっては、平日の昼間に通学することは難しいと思います。

養成スクールの中には、土日や夜間に授業を行っている学校もあります。
仕事をしながら整体師を目指す場合は、スクール選びの際に開講日をよく確認しておきましょう。

整体師に向いている人・求められる能力

整体師に向いている人の特徴としては、以下の4つが挙げられます。

  • 人の役に立ちたいという思いがある
  • 人体・健康に対する興味
  • 高いコミュニケーション能力
  • 経営力

人の役に立ちたいという思いがある

利用者が抱える体の不調を自らの施術で改善させることにより、利用者からは感謝の言葉を直接もらえます。
人から感謝されることにやりがいを感じる人には、整体師はおすすめの職業であるといえます。
また、整体師は体だけでなく、精神的な面での相談も受けることがあります。利用者一人一人の心と体の悩みに寄り添い、癒してあげたいと思う気持ちが大切です。

人体・健康に対する興味

整体師は人の体に触れる仕事であるため、当然ながら人体への興味がなければ仕事を続けることは難しいです。
絶えず人体や健康に関する知識や技術について、学ぼうとする意欲がある人は整体師に向いています。

高いコミュニケーション能力

技術や知識だけでなく、利用者の悩みを的確に聞き出すためのコミュニケーション能力も大切です。
ヒアリングに加え、施術についての分かりやすい説明をすることで信頼感が生まれます。
そのため、整体師として仕事をする上でコミュニケーション能力も欠かせない力となります。

経営力

資金さえあれば誰でも開業することは可能ですが、誰しも成功するわけではありません。
整体師としての能力だけでなく、運営や集客、経営など様々なことを気にかける必要があります。
資格を取得したらいきなり開業するよりは、整体院やサロンなどに勤務して経験を積んだり、人脈づくりをしてから開業を検討することをおすすめします。

まとめ

整体師を目指すにあたり国家資格を取得する必要はありませんが、技術や知識を学ぶために民間資格は取得しておきましょう。

資格取得に向けて養成スクールに通ったり、通信講座を受講したりという方法があります。
本格的に技術を学びたい方や、独立開業を視野に入れており経営ノウハウも学んでおきたい方は、養成スクールに通学することをおすすめします。
一方で、どうしても養成スクールに通学する余裕がないという方は、通信講座を受講しながら整体院やサロンなどで働いて経験を積むとよいでしょう。

これから整体師を目指す方や、整体師の仕事に興味がある方にとって、今回の記事が参考になれば幸いです。

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