柔道整復師としての将来性とは?|活躍が期待される現場を解説!

年々増加傾向にある柔道整復師ですが、以前は整骨院や接骨院への就職が多くみられていました。現在では施術所に限らず、スポーツ業界や介護福祉業界などとさまざまな分野へ働き方の幅が広がってきています。

柔道整復師の「将来性」について解説しています。

目次


柔道整復師とはどんな職業?

柔道整復師とは、骨折脱臼打撲捻挫などの怪我によって損傷した関節筋肉靭帯に対し、手術を行うことなく、整復固定後療法といった施術を行うことで不調や症状を緩和させることを目的とした職業です。

法律で認められた施術者

医師以外で施術行為を行うのは、柔道整復師だけが法律で認められています。
柔道整復師は日本古来の武術である、相手を殺傷する「殺法」と傷ついた人を蘇生・治療する「活法」が変化を遂げた柔道整復術と呼ばれる施術を行います。

  • 「殺法」は競技柔道に継承
  • 「活法」は負傷者を施す治療法として「ほねつぎ」「接骨」として伝承

柔道整復師の現状

厚生労働省のデータによると、柔道整復師の人数は平成4年では24,776人だったにも関わらず、平成24年の時点では58,573人2倍ほど増加しており、現在も増え続けています。

信頼される柔道整復師へ

経験を積んだ柔道整復師は次のステップとして独立開業する人が多くみられます。
個人経営でない場合、経験の浅い柔道整復師が多く勤務しているのが現状です。

若手でも先輩からの指導や施設で業務経験を積む努力を行い技術を磨くことはもちろん、
1対1で対応を行うことが多いためコミュニケーション能力も養っていかなければいけません。
国家資格を取得したことで満足するのではなく、お客様に信頼される柔道整復師を目指す必要があります。

柔道整復師の将来性は?

年々増加傾向にある柔道整復師ですが、今後も将来性がある職業といえるのでしょうか?
人口の増加に伴い、「就職先が狭まるのではないか?」「需要が低くなるのでは?」と
疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、近年では柔道整復師が活躍する現場の分野が広がりをみせているのです。
整骨院や接骨院へ就職する人が多かった以前とは違い、
スポーツ業界介護福祉業界といった現場で働く人が増加しています。

この見出しでは柔道整復師を目指す人にとって、
大切なポイントであろう「将来性」について解説しています。

スポーツ業界での活躍

現在注目を集めている分野が、<スポーツトレーナーとしての道です。
東京オリンピック2020も開催されることもあり、スポーツ業界全体が盛り上がりをみせています。その中でも、柔道整復師はスポーツトレーナーとしての活躍が期待されています。
柔道整復師がスポーツトレーナー?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、
柔道整復師は骨折や脱臼、打撲、捻挫などの怪我に対してメスを使用する治療ではなく、
人の手による施術で対応を行います。
そのため、スポーツ選手が怪我をした際でも、的確な指示やサポートを行うことが可能です。

介護福祉業界での活躍

高齢化社会と呼ばれる日本ですが、実は「超高齢化社会」になっていることをご存知ですか?
平成30年10月の時点で、日本の人口は1億2,644万人と集計がでています。

その中でも65歳以上の人口が3,558万人となり、総人口の28.1%を占めています。

超高齢化社会とは、65歳以上の人口が総人口の21%を占めている社会のことをいい、
日本は平成19年の時点で21.5%を占めており、すでに超高齢化社会へと進んでいたのです。

そのため、介護福祉業界では今後も柔道整復師の活躍が期待されています。
骨折や脱臼、打撲、捻挫などの怪我に対し施術を行うことはもちろん、サポートを行うことができる柔道整復師は高齢者の日常生活を健康に過ごすための大きな役割を担っているといえるでしょう。

機能訓練指導員として活躍

機能訓練指導員は、特別養護老人ホームやデイサービスといった施設にて勤務しています。
病気や怪我、高齢などの理由により体に障害を持つ施設利用者に対し、
日常生活を送るために必要な機能改善や維持、減退防止のための訓練を行う指導員です。

2000年の介護保険法の施行により、
柔道整復師も機能訓練指導員として勤務できるようになりました。
しかも機能訓練指導員は、施設所に対して最低1名以上配置する義務があるため、柔道整復師の活躍が期待できる現場といえるでしょう。

また、介護福祉業界は高齢者の増加に伴い、どこも人材不足といわれています。
柔道整復師の需要は高まっていくでしょう。

柔道整復師の未来

上記で紹介した3つの現場をみても、柔道整復師の需要はより高まりをみせるといえるでしょう。また、整骨院や接骨院で勤務する施術者としての道もあるため選択肢の幅も広がっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
記事を読んでいただければわかるように、柔道整復師は今後も非常に将来性のある職業といえるのではないでしょうか。活躍できる現場に広がりを見せているということは、ご自身が興味のある分野を選択できるということでもあります。
高齢者のサポートをしたい場合は介護福祉業界、部活していた経験やスポーツトレーナーに興味があるのであればスポーツ業界と
以前に比べより進みたい道へいける環境が整っているかと思います。
柔道整復師を目指し勉学に励んでいる方はもちろん、今後柔道整復師を目指す人もこの記事を読んで参考にしていただければ幸いです。

施術とサポートが行える柔道整復師は、どの分野でも活躍が期待されています。

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