柔道整復師が開業前に行うべきこと|必要な書類や知識について解説!

柔道整復師として長年勤務している人はもちろん、一定以上の知識や経験を積んだ人は、
独立開業を視野に入れることも少なくありません。独立開業はメリットもあればデメリットもあります。まずは、情報収集を行うことが先決になります。

この記事では、柔道整復師が独立開業をする前に知っておくべきことや必要な書類について解説しています。

独立開業する前に

柔道整復師を目指すうえで、いつか独立開業を!と考えている人も少なくありません。
しかし、開業に関する知識を十分に得たうえで計画的に行わなければ、大幅な減収1年目から廃業に追い込まれる可能性も考えられます。

この見出しでは、独立開業をする前に行うべきことについて解説しています。

まずは情報収集をしよう!

友人や知人、職場の先輩など、すでに独立開業している人から情報収集をしましょう。
開業までの流れや注意点といった経験談を聞いておくことで、経験を活かすことができます。また、開業して終わりではありません。そこから、どのように続けていくかが重要です。従業員とのコミュニケーションや情報共有なども整骨院を続けていくためには欠かせません。開業前から開業後までの話を聞いておくことで、スタッフ間でのやり取りも円滑に進むのではないでしょうか。

勉強会に参加

開業を支援する勉強会セミナーは各都道府県で実施しています。
参加することで、開業するまでの流れを聞くことができます。また、その場でわからないことを質問できるので、より正確な情報を得ることが可能です。

様々な地域から柔道整復師が参加するため、情報を共有できるきっかけにもなります。

独立開業を視野に入れている人

柔道整復師として働いている方の中には、独立開業を目標として勤務している人も珍しくありません。将来のビジョンを見据えている場合、独立支援制度のある整骨院に就職することをおすすめします。

働きながら経験や知識を得ることができるため、開業するまでの近道ともいえるでしょう。
環境が整っているからこそ、無理なく計画的に準備を進めることができます。

開業をするためにまず決めること

上記のように情報収集をしたとしても、いざ開業をしようとしたときに何から始めればいいのかと悩む方もいらっしゃいます。まずは、経営方針経営理念を決めることから始めましう。

経営方針・経営理念

整骨院や接骨院を開業する前に、どういうお店にしていきたいのか、どういった思いをもとに施術を提供していきたいのかを考える必要があります。方針や理念を決めず、開業してしまうとお客様に満足してもらうためのサービスが提供できません。

また、どんな規模で経営していくのかで、求人募集をする必要がでてきます。

開業場所

開業する柔道整復師の中には、出身地やお世話になった地域に開業したいと希望する人も多数いらっしゃいます。地元への恩返しや地域貢献にもなります。出身地などで開業するメリットは、友人や知人にきてもらい口コミで集客を見込むことができます。

多くのリピーターを獲得しようとするのであれば、駅チカ商店街・スーパー近隣など、生活に根付いた場所がおすすめです。お仕事帰りや買い物のついでなど、利用してもらいやすくなります。ただし、近隣に整骨院や接骨院がある場合、すでにリピーターとしてついていることが多いため、集客の確保が難しいことが予想できます。

開業するときに必要になる書類

整骨院を開業するために、必要な書類が多数あります。
見出しでは、必要な書類7点と保険請求を行うために必要な書類について解説しています。

開業届け出に必要な7点の書類

開業届けを出すために必要な書類は、以下の通りになります。

必要書類 内容
施術所開設届 開設して10日以内に届けが必要
柔道整復師免許 資格保持者を証明するもの。原本と写しと2枚必要
平面図 施術を行う場所の間取りや平米数が分かる平面図
案内図 最寄駅からの地図
定款の写しと登記簿謄本 法人の場合のみ必要
賃貸契約書(写し) 施術所が賃貸の場合に必要な書類


保険請求を行う際に必要な7点の書類

整骨院や接骨院では、保険を適用した施術を受けることができます。そのため、保険利用者を施術した場合に保険請求を行うために「契約記号番号」が必要になります。
保険請求を行えるようにするには、以下7点の書類が必要です。

  • 施術所の申出書
  • 同意書
  • 確約書
  • 施術管理者選任証明
  • 施術所開設届の副本
  • 柔道整復師免許のコピー
  • 履歴書

各都道府県により、必要な書類が異なる場合があるため、事前に確認しましょう。

柔道整復師を雇う場合

柔道整復師を雇う場合、保健所厚生局に届け出を提出しなければいけません。
届け出をせず勤務させている場合、罰則を受けることになるので必ず行いましょう。

保健所

保健所への届け出は、勤務後10日以内に行いましょう。
届け出に必要な書類は、保健所もしくはウェブサイトから印刷ができます。
書類を提出する際に、柔道整復師の免許証身分証明書の写しも必要になります。

厚生局

保健所への届け出が済めば、全国柔整鍼灸協同組合を通して厚生局に届け出を提出しなければいけません。
届け出に必要な書類は、全国柔整鍼灸協同組合から入手しましょう。保健所に受領された書類の写しと柔道整復師の免許証を、全国柔整鍼灸協同組合に提出します。

全国柔整鍼灸協同組合より厚生局へ届け出が行われます。

まとめ

いかがでしたか。独立開業を行うまでに必要な手続きや書類がたくさんあります。
そのため、事前の情報収集が重要といえます。
施術に関する技術や知識だけでなく、経営に関する知識が無ければ減収や廃業に繋がりかねません。
どんな整骨院を開業するのか、将来のビジョンを見据えたうえで行動に移すほうがいいでしょう。

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