あん摩マッサージ指圧師とは?|3つの手技療法について解説

私達は無意識のうちに日常生活の中で、
体調が悪くなったり痛みを感じたときに撫でたり揉んだりしますよね?
お腹に痛みを感じたときには押さえたり、肩が凝れば揉んだりと無意識のうちに行っていますが、あん摩マッサージ指圧師の仕事も身体を撫でたり、揉んだり、押したりすることで、血流を良くし痛みを緩和させます。
昔から続く「患部に手をあてる」という原始的な医療行為が、時代とともに発展を遂げた施術が「あん摩マッサージ指圧」という手技療法です。

今回はそんなあん摩マッサージ指圧師の「3つの手技」に注目し解説しています。

あん摩マッサージ指圧師とは?

あん摩マッサージ指圧師とは、「あん摩」「マッサージ」「指圧」という3つの手技を用いて患者様の身体に起こる不調を緩和へと導く仕事になります。
施術の特徴として東洋医学に基づく施術を基本とし、器具を使用することなく問診や検査法で患者様の身体の不調を特定します。
施術の中で行う「なでる」「揉む」「押す」「さする」などの動作を行うことで、神経や筋肉に刺激を与え血行の流れをよくし、自然治癒力免疫力を高めて不調を和らげます。

あん摩術

あん摩術は中国から伝わり、「なでる」「揉む」「押す」「さする」などの手技療法により身体の不調を整えます。一般的に施術として用いられるようになったのは江戸時代からです。
東洋医学に基づき鍼灸や湯薬とともに発展を遂げてきたあん摩術は、
心臓から遠ざかるように施術を行います。

マッサージ術

マッサージ術の起源は西洋とされています。
古代ギリシャの有名な医師「ヒポクラテス」もマッサージ術を用いており、マッサージの必要性を訴えていました。ローマ時代には、戦士や剣士の体力維持健康増進に活用されていました。その後、ヨーロッパ中世・近代を通して内科や外科、整形外科にまで応用されています。
日本にマッサージ術が伝わってきたのは明治に入ってからです。
あん摩術の施術とは異なり、心臓に向かって施術を行い刺激を与えることで液やリンパ液の循環を良くし疾患の改善を図ります。

指圧術

指圧術はあん摩術の中でも、押す施術が独自に発展を遂げたものだといわれています。
指圧術は独特な方法でとなり、「持続の原則」「集中の原則」「垂直の原則」を重んじた施術で親指や手のひらを使い、ゆっくり押したり、速く押したり、急に離すなどの技法を行います。

あん摩マッサージ指圧師になるには

あん摩マッサージ指圧師になるためには、高校卒業後に文部化学大臣または厚生労働大臣認定の学校か専門学校や大学の養成施設3年以上必要な知識と技能を習得したうえで、国家試験に合格すればあん摩マッサージ指圧師になることができます。

はり師ときゅう師の国家資格を取得する人も

はり師ときゅう師の国家試験はあん摩マッサージ指圧師の試験科目と重複していることが多いため、同時に受験し国家資格取得を目指す人も少なくありません。
あん摩マッサージ指圧師」「はり師」「きゅう師」の3つの国家資格を取得した人のことを「鍼灸マッサージ師」もしくは「三療師」と呼んでいます。
複数の国家資格を取得していることで、就職やキャリアアップにも有利に働きます。

まとめ

いかがでしたか。
あん摩マッサージ指圧師の仕事は、「あん摩術」「マッサージ術」「指圧術」の3つの手技を用いて身体の不調や症状を緩和させることです。自分の手で多くの患者様の不調を整えることができる職業であるため、やりがいを感じることができるでしょう。

あん摩マッサージ指圧師の仕事について知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
▶︎参考:あん摩マッサージ指圧師の仕事内容とは?就職先や将来性も解説

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