管理柔道整復師を目指すために満たさなければいけない要件とは?

管理柔道整復師になるには、さまざまな要件を満たさなければいけません。
今回の記事では、管理柔道整復師を目指すために受ける施術管理者研修の対象者や実務経験などの条件、研修内容や費用についてまで詳しく解説しています。

管理柔道整復師の内容について知りたい方は以下の記事をご一読ください。
▶︎参考:管理柔道整復師とは一体どんな仕事?担っている業務について解説!

施術管理者が行える3つの業務内容について知りたい方は以下の記事をご一読ください。
▶︎参考:施術管理者になることで行える3つの業務|内容について

施術管理者研修

管理柔道整復師を目指すには「施術管理者研修」を受講しなくてはいけません。
この研修は、誰でも受講できる訳ではなく決まった要件があります。

この見出しでは、施術管理者研修の内容から受講するための要件や費用について解説しています。

研修の目的とは?

施術管理者研修は、公益財団法人 柔道整復研修試験財団が主催し実施している研修です。
受講することで施術管理者が適切な柔道整復療養費の支給申請を行うとともに、質の高い施術を患者様に提供できるようにすることを目的としています。

研修内容

土日及び祝日を使用し連続した2日間で16時間の研修プログラムを受講します。
共通プログラムは以下の通りになります。

  • 第1日目
    職業論理1 :(イ)医療関係者・社会人としての倫理マナー
    職業論理1 :(ウ)患者との接し方
    職業論理1 :(エ)コンプライアンス(法令遵守)③
    安全な臨床4:(オ)勤務者への指導②
    ー休憩ー
    職業論理1    :(エ)コンプライアンス(法令遵守)②
    適切な保険請求2 :(ア)保険請求できる施術の範囲等
    適切な保険請求2 :(イ)施術録の作成
    適切な保険請求2 :(ウ)支給申請書の作成
    適切な保険請求2 :(エ)不正請求の事例
    適切な施術所管理3:(エ)広告の制限

  • 第2日目
    適切な施術所管理3:(イ)事故発生時の対応
    安全な臨床4   :(ア)患者の状況の的確な把握・鑑別
    安全な臨床4   :(ウ)救急救命・応急処置
    ー休憩ー
    職業論理1    :(ア)柔道整復師としての倫理
    職業論理1    :(エ)コンプライアンス(法令遵守)①
    適切な施術所管理3:(ア)医療事故・過誤の防止
    適切な施術所管理3:(ウ)医療機関等との連携
    安全な臨床4   :(イ)柔道整復術の適用の判断及び的確な施術
    安全な臨床4   :(エ)患者への指導
    安全な臨床4   :(オ)勤務者への指導①



研修は午前に3時間30分、午後に4時間30分を2日間行い、
合計で16時間の研修となります。

受講費用

受講費用は20,000円です。

施術管理者研修を受講するための要件とは?

上記で研修プログラムや費用について解説しましたが、
もっとも重要なことは要件を満たしているかどうかです。

この見出しでは、受講するための要件について解説しています。

新たな要件が追加

柔道整復師の施術や受領委任の取り扱い全般を管理する管理柔道整復師を目指すための要件は、平成30年3月までは「柔道整復師の資格のみ」とされていましたが、平成30年4月から新たに「3年間の実務経験」と「2日間の施術管理者研修の受講」が義務付けられました。

要件が追加されたことで手続きも増えた?

平成30年4月から新たに追加された要件により、受領委任の届出を行う際は従来の届出書類に加えて、実務経験期間証明書の写しおよび施術管理者研修修了証の写しが必要になりました。

実務経験期間証明書とは?

実務経験期間証明書とは、施術所の管理者が該当する柔道整復師が勤務していた期間を証明するための書類になります。

実務経験の期間を証明するために、以下3つの項目を満たしていなければいけません。

  • 1.柔道整復師実務経験の期間の証明は、別紙様式1の実務経験期間証明書を使用し取り扱うこと。
  • 2.実務経験期間証明書は、柔道整復師が実務経験に従事した登録施術所の開設者または施術管理者により証明すること。
  • 3.地方厚生(支)局において登録されている勤務する柔道整復師の情報は、登録施術所の開設者または施術管理者による柔道整復師実務経験を確認するものとして使用すること。

施術管理者研修は倍率が高い!

上記の要件を満たし、いざ施術管理者研修を受講しようとしても申し込みが殺到している状況が続いています。柔道整復師の増加に伴い、管理柔道整復師を目指す人が急増しているため、募集が開始されても5~10分程度で定員オーバーになってしまいます。

まだまだ倍率が高く、研修を受講できない人が数多くいらっしゃいます。

申込フォームの項目を知っておこうく

必ず受講できるとは言い難い状況ですが、申し込みをする際に申込フォームの内容を事前に把握しておくことで可能性は高くなるでしょう。

項目内容

柔道整復研修試験財団ホームページから申し込むことができ、
申込フォームは全部で4ページです。

  • 1ページ目:申込者(社)登録
  • 2ページ目:参加者情報登録
  • 3ページ目:オプション設定
  • 4ページ目:確認

といったサイト構成になっています。
そのうち、記入が必要になるのが1ページ目2ページ目です。

記入内容は以下の通りになります。

  • 1ページ目
    ・姓
    ・名
    ・生年月日(プルダウンで選択)
    ・email
    ・郵便番号
    ・都道府県(プルダウンで選択)
    ・市区町村
    ・番地
    ・建物名(任意)
    ・電話番号
    ・請求書宛名

  • 2ページ目
    ・姓(フリガナ)
    ・名(フリガナ)
    ・性別(プルダウンで選択)
    ・卒業養成学校名(プルダウンで選択)
    ・柔道整復師免許登録番号

申し込みのコツは?

申し込みを行う際のコツとして、メモなどコピー&ペーストができる形式のものに予め必要項目を記入し保存しておきましょう。文字を入力するより、コピー&ペーストを使用した方が断然に早いうえ、事前に入力しているため入力ミスなども防ぐことができるかと思います。

記入時の注意点として郵便番号番地電話番号半角ハイフンが必要です。
(例:123-4567、000-1234-5678、1-2-3)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
管理柔道整復師を目指すためには3年間の実務経験2日間の施術管理者研修の受講が義務付けられています。
以前のように柔道整復師の資格さえあれば、どなたでも受講資格があった時に比べ制限ができたことで施術管理者研修に申し込む人数は減ったかもしれませんが、現在でも募集が開始されると5~10分程度で定員オーバーになる状況が続いています。

施術管理者研修の内容はもちろん、申し込みの際のコツも解説しておりますので試していただければと思います。

前の記事

次の記事

error: このコンテンツは保護されています。