あん摩マッサージ指圧師の仕事とは?目指し方や資格についても解説!

あん摩マッサージ指圧師を目指すうえで、
具体的にどのような仕事をするのか気になるところではないでしょうか。

今回の記事では、あん摩マッサージ指圧師の仕事内容について詳しく解説していきます。
また、あん摩マッサージ指圧師の目指し方や必要な資格、就職先についても書いているので、
あん摩マッサージ指圧師を目指している方や興味のある方の参考になれば幸いです。

目次


あん摩マッサージ指圧師の仕事とは?

あん摩マッサージ指圧師は、東洋医学に基づき器具を使用せず手技のみで施術を行います。
以前は視覚障害者の割合が多い職業でしたが、近年では約2割程度と減少傾向にあります。

そんな、あん摩マッサージ指圧師はどういった仕事をしているかご存知でしょうか?
この見出しでは、仕事内容に注目し解説していきます。

あん摩マッサージ指圧師の仕事内容

あん摩マッサージ指圧師が行う仕事は、
その名の通り「あん摩」「マッサージ」「指圧」の3つの手技から成り立っています。
それぞれの手技では、なでる・揉む・押す・さするといった施術を行うことで、
血行の流れを促し、コリや痛みを和らげ不調の改善を目的とした仕事です。

基本的には患部や症状に対し直接施術を行うわけではなく、
自然治癒力や免疫力を高めて緩和に導いてくれます。

また、あん摩マッサージ指圧師はほかの医療職と異なり、”禁忌症””脱臼””骨折”を除いた身体の不調に対し、医師の指示や判断がなくても治療を行うことができる職業でもあります。

そもそも”あん摩”とは?

”あん摩”という言葉だけ聞くとあまりどういった施術を行うのか
イメージできない人も多いのではないでしょうか。
「あん摩」とは、古来中国より日本に伝わった治療法になり、5世紀から6世紀頃に渡来したといわれています。漢字では「按摩」と書き、”按”は「押さえる」、”摩”は「なでる」を意味しています。

日本に広がったのは江戸時代

日本であん摩が一般的に広がったのは江戸時代に入ってからだといわれています。
この頃からあん摩を基礎として、日本独自の手法に変化を遂げ体系化されてきました。

あん摩マッサージ指圧師として働くには?

あん摩マッサージ指圧師が行う施術は、器具を使用せず手技のみです。
また、自然治癒力や免疫力を高めたうえで緩和に導くことを目的としているので、身体への負担も少ない施術だといえます。そんな老若男女問わず、施術を行えるあん摩マッサージ指圧師として働くために必要なことは何でしょうか?

どうすればあん摩マッサージ指圧師として働くことができるのか解説していきます。

指定の学校や教育機関に通う

あん摩マッサージ指圧師として働くためには、国家資格の取得が必要不可欠です。
国家試験を受験するためには、厚生労働大臣・文部科学大臣が定めた大学や専門学校および、
盲学校などの教育機関にて、必修カリキュラムを3年以上学ばなければいけません。

学校では、人体の構造や機能といった基礎医学はもちろん、病気について学ぶ臨床医学、ベッドサイドでの臨床医学などを学びます。

国家試験を受験

あん摩マッサージ指圧師の国家試験は毎年2月に実施されます。
国家試験は同年3月に卒業予定の人も卒業見込みであれば受験することが可能です。

平成31年度に実施された第27回あん摩マッサージ指圧師国家試験では、
受験者数1,498名のうち、合格者数は1,300名という結果でした。
合格率にすると86.8%と高い合格率といえます。

はり師ときゅう師の資格も視野に

あん摩マッサージ指圧師の学校にはカリキュラム内容が似ていることもあり、”はり師”と”きゅう師”の受験資格を同時に取得できる学校も多くあります。
あん摩マッサージ指圧師」「はり師」「きゅう師」の3つの国家資格を取得した人は、
鍼灸マッサージ師三療師と呼ばれ、施術内容の幅が広がることから就職や転職においても有利に働く傾向にあります。

あん摩マッサージ指圧師の就職先

国家資格を取得しあん摩マッサージ指圧師となった後の就職先として、
以下のような場所が候補に挙げられます。

  • 治療院
  • 病院
  • 介護福祉施設
  • スポーツトレーナー
  • 美容サロン

それぞれの就職先について詳しく解説していきます。

治療院

あん摩マッサージ指圧師の就職先として、最も代表的な場所が治療院です。治療院に来院した患者様に対し施術を行うことはもちろん、訪問マッサージを実施している場所も増加しています。

法定基準を満たし保健所に届け出を行い、
許可を得ることで治療院を開業することも可能です。

病院

あん摩マッサージ指圧師は、病院の整形外科で働くこともできます。理学療法士のサポートとして、怪我や病気になった患者様に対しリハビリテーションの機能訓練物理療法を行います。

仕事内容は病院によって異なるため、
事前にどういった業務が発生するのか質問しておくといいでしょう。

介護福祉施設

あん摩マッサージ指圧師は、介護福祉施設では機能訓練指導員として働くことができます。
高齢者の体の機能や体調を維持するために、あん摩マッサージ指圧師の技術が求められています。

スポーツトレーナー

あん摩マッサージ指圧師は、スポーツトレーナーとして働くことができます。スポーツ選手のパフォーマンス維持のための、怪我の予防対策応急処置試合後のマッサージなどが主な業務になります。

美容サロン

美容サロンでは、フェイシャルやデコルテはもちろん、全身に対しリラクゼーションや美顔、内臓機能調整を目的とした施術を行うことができます。女性が活躍することが多い美容サロンでは、女性の施術者が働きやすい場所といえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。
あん摩マッサージ指圧師の仕事は、東洋医学に基づき器具を使用せず手技のみで施術を行い、
血行の流れを促し、コリや痛みを和らげ不調の改善を目的としています。
老若男女問わず施術を行えることから、あん摩マッサージ指圧師が活躍できる現場は幅広く今後も期待できる職業ではないでしょうか。国家試験の合格率も80%以上と高く、しっかりと学校で学び試験対策を行えば合格する確率は格段に上がるかと思います。

また、はり師ときゅう師2つの国家資格を同時に取得することで、
今後の就職や転職においても有利に働き、求められる人材になることでしょう。

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